2023年11月 朝霧高原キャンプ&毛無山登山
静岡県に遊びに行ってきました。
今回は静岡県の朝霧高原でキャンプして、翌日に毛無山に登ってきました。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
【プロローグ】
少し前の話になりますが、10月には登山仲間3人で北岳に登ってきました。
2023年10月 北岳山頂から
山頂からの360度の大展望、3000mを超える天空の縦走路、おまけに御来光まで。
今年7月にソロテント泊で行った北岳は、前回のレポの通り悪天候でしたが
今回は最高の天気に恵まれ、良いリベンジ登山になりました。
7月の北岳登山後には自転車仲間と淡路島ロングライド150km、
10月の北岳登山後には鳥取すごいライド120kmにも参加してきました。
今年の秋は温暖でスポーツとレジャーにはぴったりの季節でしたね。
2023年9月 淡路島ロングライド150 完走
11月に入り寒くなってきたので、何処か紅葉を見に登山に行きたいと思っていましたが
いつも通り、仕事や何やで紅葉の季節は終わりに近づき。。。
11月の中旬を過ぎて、ようやく山に向かう事が出来ました。
【1日目 前半】
今回の目的地は静岡県。富士山の麓にあるキャンプ場。
だんだんと富士山も近づいてきた。
AM8時過ぎには朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の管理棟受付に到着。
チェックインは8時からなので、来た順番で整理券を貰い受付を済ませる。
キャンプ場のサイトマップ。
場内は基本フリーサイト。林間のサイトになるが場内の広さは広大。
何でも、1日に200サイト。約1000人までは一度に利用できるらしい。
場内のサイトを物色後。。。
本日の「我が家」 完成!
今回の我が家はズバリ!「豪邸」です。
ソロキャンプなのにナゼか6人用のテントを贅沢に使用。
(他に山用の2人用テントしか持ってないからです・・・)
しかも、大型の駐車スペース付物件
(フリーサイト内は車の乗り入れ自由)
お庭は全面芝生張り、シンボルツリーのおまけ付。
そして極め付きは・・・
真後ろに 「富士山、ドーン!」 のこのロケーション。
前々から気になっていたキャンプ場でしたが、予想以上に良かったです♡
サイトはNサイト。
徐々に来場者も増えて、まわりのサイトも賑わってくる。
ここからは明日登る予定の毛無山もよく見える。
こちらはNサイト裏にある、広場サイト。
どのサイトよりも富士山が間近に眺められ、
地面もフラットな広いサイトなので大人数でのキャンプも良さそう。
他にも良いサイトが一杯あるのですが、
キャンプレポなんて暫くしてないもので・・・写真もほどほどにしか撮れてません。
炊事場もトイレも広くて清潔。
それぞれのサイトに一カ所は設置されているので、使用に困る事は無い。
「それにつけても、このキャンプ場の魅力は富士山の眺めに尽きるね!」
雪を纏った富士山山頂の迫力が凄まじかった。。。
今回の目的は
①11月頭に納車された新車のシェイクダウンを兼ねてのドライブ。
②富士山を望むキャンプ場での、のんびりソロキャンプ。
③そして翌日の毛無山、日帰り登山。
の豪華3本立。
天気も概ね良さそうで、期待に胸が膨らみます。
【1日目 後半】
snow peak ランドブリーズ 6.Pro
今回のキャンプのテント
スノーピーク、50周年のアニバーサリープロダクト。
確か限定200台の販売だったような。
ちょうど、このブログを始めたぐらいに購入した事を覚えています。
あれから15年。。。子供たちは成人し、自分は歳をとり・・・
「それでもテントはまだ十分に使えますね!」
毎年、年に1回は地元のグループキャンプで使用しています。まだまだ現役です。
スノーピークも今年は65周年の限定モデルを販売してますね。
最近、キャンプ用品には用事が無かったのですが、ちょっと興味が・・・(汗)
LAND CRUISER 300 & LAND BREEZE 6.Pro
「このセットの写真を撮りにきたかったんですよね」(笑)
車は2年以上前に注文してあったんですが、
ご存知の通り納車未定で遅れに遅れ・・・ようやく今月初めに納車されました。
こちらはランドクルーザー生誕70周年を記念して
14年振りにフルモデルチェンジした車になりますね。
現在も受注停止中とのこと。。。
70周年モデルと50周年モデル
良いものは長く使われるという事でしょうか。歴史の重みを感じますね。
「大切に使おうと思います!」
「写真撮影もいいかげんにして、昼飯にでもしましょうか」
富士山、眺めながら昼食の支度。
食材は、来る道中の静岡サービスエリアで調達。
静岡おでんに、金富士ラーメン、静岡茶、富士北麓ハイボール。
地元の食材をメインにチョイス。
中でも、キャンプ用に売られてたパスタセット。
これが簡単で美味しかった!
携帯性に優れていて鍋一個で調理できるので、これは山ごはんでも使えるな。
お腹がふくれたあとは、キャンプサイトで少しマッタリと。。。
その後は歩いて場内を散策したり、周辺にドライブに行ったりと。
朝霧自然公園(朝霧アリーナ)
キャンプ場のすぐ隣にある開放感抜群の芝生の公園。ワンちゃんも楽しそうでした。
ふもとっぱらキャンプ場
毛無山の登山口を確認するついでに近くのキャンプ場を視察。
今回のキャンプで一番最初に取ろうとしたキャンプ場。
2週間前に予約サイト開いたら、すでに一杯・・・満員御礼。
直前に週末の予約取ろうとしても、まず不可能な人気のキャンプ場ですね。
富士山が麓から山頂まで綺麗に見渡せる。
この景色やばいね。。。
「ふもとっぱらで、ゆるキャン△したい」
道の駅 朝霧高原
ここでは地元の食材や富士宮やきそばが売っていました。
周辺をドライブしたあとはキャンプ場に戻ってきて、管理棟で薪を調達。
管理棟ではキャンプグッズや燃料類、食材、お酒なども取り揃えていました。
いつしか、日もどっぷり暮れ・・・テントサイトにも灯りをともす。
テント内は寝床の準備。
6人用なので広い広い。ベッドスペースにリビングスペースも完備。
「まさに豪邸気分!山用のテントとは大違いだね」
(あくまでテントだけどね・・・)
次回は室内も、もう少しお洒落にコーディネイトしようかな。
夕食は地元のお肉屋さんで調達した「あしたか牛」をステーキで
「これは最高に美味かった ♡」
焚き火しながら地元産のハイボールをちびちびやり、一人だけの贅沢な時間を味わう。。。
ソロキャンプは山以外では初めてだったけど、 「これ、いいね!」
この日は気温も低く、キャンプサイトではときおり雪が舞っていました。
晩秋のピーンとした空気の中で、焚き火がパチパチと音を立てて燃えるのを眺めながら
弱い酒に酔い、何も考えず ボーーーーーッとする時間・・・
何とも言えない幸せを感じながら。。。
「あ~ 明日の登山は、もうやめちゃおうかなぁ。」(爆)
TOYOTA LAND CRUISER 300 GR SPORT
【2日目】
テントサイトにも朝が訪れる。
昨日は9時に焚き火を切り上げ、夜10時には就寝。
広いテントの中はとにかく快適で、ぐっすりと眠ることが出来た。
今日は雲一つない快晴!
毛無山も軽くモルゲンロート(笑)
昨晩は焚き火にあたりながらの超リラックスムード。
「明日は登山行かずに、のんびりしようかな~」 なんて本気で考えていたが
この天気でスイッチが入った!
【AM8:10 毛無山登山口 到着】
キャンプ場のゲートが開く8時を待って、車で10分ほどの登山口に到着
すでに駐車場は満車状態。
(昨日の午後に確認に来たときはガラ空きだったのに・・・)
駐車スペースを探すのに20分ほど右往左往したが、
その間に運よく2台ほど車が出ていった。ホッと一安心。
駐車料金は500円。封筒に入れて設置されているポストに投函した。
【AM8:40 毛無山登山口 出発】
30分ほどロスしてしまったが無事、毛無山登山口から登山開始。
コースタイムは看板の表示で160分。看板下に登山届のポストがあった。
登山口からは暫く整備された林道を歩く。
ここにはまだ紅葉が残ってくれていた。
「雰囲気、良いね」
【AM8:50 地蔵峠との分岐】
ここから本格的な登りが始まる。
【AM9:05 はさみ石】
登山道は明瞭だが、岩場も多く結構な急登。。。
「北アルプス三大急登の合戦尾根ぐらいはあるかな?」
【AM9:15 不動の滝見晴らし台】
ここまで上がってくると紅葉も終りかけ。
それでも滝は見事で、なんか見どころの多い山ですね。
【AM10:00 毛無山五合目】
丁度、半分の五合目に到着。
登山道には一合目から順番に、このような表示をしてくれている。
励みにもなるんだけど、ここまでずっとがっつりの登り。
この日は気温も高く、すでに滝汗。。。
登山道には所々、補助ロープが設置されている。
「前言撤回、燕岳の合戦尾根よりキツイです。。。」
事前にリサーチはしてましたが、キャンプついでに思いつきで登る山ではありませんね。
「必ずきちんとした登山装備で登りましょう!」
私も登山計画を立てて装備を整えた上で、登山届を提出して登りました。
【AM11:00 富士山展望台】
急登の途中で視界が開けると、富士山の見事な絶景。
ここまでの道中、背後には常に綺麗な富士山の姿が見えていて、疲れた背中を押してくれる。
【AM11:20 地蔵峠との分岐】
ここでやっと急登が終わり、稜線に出る。
ここまで来れば山頂はもうすぐ。
【AM11:30 毛無山山頂 到着】
登山口から2時間50分。無事、毛無山山頂に到着。
「結構しんどかったけど、ほぼコースタイムどおりかな」
毛無山は山梨県と静岡県にまたがる標高1964mの山。
日本二百名山、山梨百名山及び静岡百名山に選定されている。
同名の毛無山が日本に多くあり、この山がその最高峰である。
山頂周辺は富士山の展望台となっている。(引用文)
「山頂からの景色がホント、最高!!」
「雪を纏った富士山が美しい!」
ここは本当に素晴らしい展望台ですね。
眼下にはテントで一杯のキャンプ場も見渡せる。
良く見ると、パラグライダーが飛んでいる。
駿河湾と伊豆半島も一望。
「気持ちよさそうだな~」
せっかくなので、山頂三角点から少し先の毛無山最高点まで
富士山を見ながら、絶景の稜線歩き。
【PM12:10 毛無山最高点】
毛無山三角点からは、わずか10分たらず。
ここには小さい標識がある程度、それでも一応は最高地点1964m到達。
ここから先に進むと、大見岳・雨ヶ岳・端足峠を越えて竜ヶ岳へと続く縦走路になる。
このまま縦走を続けたい気分だが、そうもいかず。
今日はキャンプ場に戻って、テントを撤収しなければならない。
チェックアウト時刻は午後4時。
予定では2時半に登山口まで下山しないといけない。
【PM12:50 下山開始】
山頂でおにぎり2つだけ食べて、下山を開始する。
富士山の反対側には、南アルプスの山並みが見えた。
南アルプスも3000m級の山の山頂付近は雪を被っているようだ。
急な下りなので気を付けておりる。落ち葉が積もっていて足元は滑りやすい
ほぼ登山口の林道まで下りてきた。
「まだ2時過ぎだが、秋の山は暗くなるのも早いですね」
【PM14:30 毛無山登山口 到着】
下山時間は1時間40分。
最後は少し速足になったけど、予定通り駐車場に到着した。
登山口のところには
駐車場が満車の時は、この先の神社の駐車スペースに停めて下さい。
と書いてあった。(先に言ってくれたら焦らなかったのにね・笑)
往復約6時間の登山。思ってたより登りが急できつかった。。。
この後は速攻でキャンプ場まで戻り、なんとか4時前に撤収完了。
「山でテント張るようになって、撤収早くなったな」(笑)
最後に人の少なくなった広場サイトで愛車「ランクル300」の記念撮影。
この日は最後まで素晴らしい天気。
夕日に照らされる富士山を見ながら帰路につきました。
新車でのドライブ、のんびりソロキャンプ、毛無山登頂。
素晴らしい天気の中で全部が叶った、キャンプ&登山でした。
おしまい。
【編集後記】
今回はとにかく盛りだくさんの旅で、わずか1泊2日の時間の中で様々なシーンを楽しむ事が出来た。
まず、新車でのドライブ。2年待ってやっと来た車だったけど、新東名を含む高速道路の運転は気持ちよかったし、キャンプ場まわりでは徐行ながら未舗装路も走れた。
次にキャンプ場。富士山の麓で景色も良く、設備の整ったキャンプ場で思う存分ソロキャンプを味わった。食事・焚き火・のんびりとした時間、久しぶりのオートキャンプも快適で、すべてが最高だった。
そして最後の毛無山登山。思ってたより急登でハードな登山だったけど、天気に恵まれて山頂からの景色を堪能できたし、秋の山は静かで登っていてとても癒された。
毛無山 山頂から富士山を望む
そして今回の旅では、何よりも富士山の景色が素晴らしかった。特に今年は北岳登山と毛無山登山でじっくりと富士山を眺めることが出来た。「富士山は登るより眺める山だ」という声もあるが、ここまで間近に富士山を見ていると登りたい気持ちにもなってくる。来年は富士登山を計画してみよう、そう思える今回の旅だった。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
【プロローグ】
少し前の話になりますが、10月には登山仲間3人で北岳に登ってきました。
2023年10月 北岳山頂から
山頂からの360度の大展望、3000mを超える天空の縦走路、おまけに御来光まで。
今年7月にソロテント泊で行った北岳は、前回のレポの通り悪天候でしたが
今回は最高の天気に恵まれ、良いリベンジ登山になりました。
7月の北岳登山後には自転車仲間と淡路島ロングライド150km、
10月の北岳登山後には鳥取すごいライド120kmにも参加してきました。
今年の秋は温暖でスポーツとレジャーにはぴったりの季節でしたね。
2023年9月 淡路島ロングライド150 完走
11月に入り寒くなってきたので、何処か紅葉を見に登山に行きたいと思っていましたが
いつも通り、仕事や何やで紅葉の季節は終わりに近づき。。。
11月の中旬を過ぎて、ようやく山に向かう事が出来ました。
【1日目 前半】
今回の目的地は静岡県。富士山の麓にあるキャンプ場。
だんだんと富士山も近づいてきた。
AM8時過ぎには朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の管理棟受付に到着。
チェックインは8時からなので、来た順番で整理券を貰い受付を済ませる。
キャンプ場のサイトマップ。
場内は基本フリーサイト。林間のサイトになるが場内の広さは広大。
何でも、1日に200サイト。約1000人までは一度に利用できるらしい。
場内のサイトを物色後。。。
本日の「我が家」 完成!
今回の我が家はズバリ!「豪邸」です。
ソロキャンプなのにナゼか6人用のテントを贅沢に使用。
(他に山用の2人用テントしか持ってないからです・・・)
しかも、大型の駐車スペース付物件
(フリーサイト内は車の乗り入れ自由)
お庭は全面芝生張り、シンボルツリーのおまけ付。
そして極め付きは・・・
真後ろに 「富士山、ドーン!」 のこのロケーション。
前々から気になっていたキャンプ場でしたが、予想以上に良かったです♡
サイトはNサイト。
徐々に来場者も増えて、まわりのサイトも賑わってくる。
ここからは明日登る予定の毛無山もよく見える。
こちらはNサイト裏にある、広場サイト。
どのサイトよりも富士山が間近に眺められ、
地面もフラットな広いサイトなので大人数でのキャンプも良さそう。
他にも良いサイトが一杯あるのですが、
キャンプレポなんて暫くしてないもので・・・写真もほどほどにしか撮れてません。
炊事場もトイレも広くて清潔。
それぞれのサイトに一カ所は設置されているので、使用に困る事は無い。
「それにつけても、このキャンプ場の魅力は富士山の眺めに尽きるね!」
雪を纏った富士山山頂の迫力が凄まじかった。。。
今回の目的は
①11月頭に納車された新車のシェイクダウンを兼ねてのドライブ。
②富士山を望むキャンプ場での、のんびりソロキャンプ。
③そして翌日の毛無山、日帰り登山。
の豪華3本立。
天気も概ね良さそうで、期待に胸が膨らみます。
【1日目 後半】
snow peak ランドブリーズ 6.Pro
今回のキャンプのテント
スノーピーク、50周年のアニバーサリープロダクト。
確か限定200台の販売だったような。
ちょうど、このブログを始めたぐらいに購入した事を覚えています。
あれから15年。。。子供たちは成人し、自分は歳をとり・・・
「それでもテントはまだ十分に使えますね!」
毎年、年に1回は地元のグループキャンプで使用しています。まだまだ現役です。
スノーピークも今年は65周年の限定モデルを販売してますね。
最近、キャンプ用品には用事が無かったのですが、ちょっと興味が・・・(汗)
LAND CRUISER 300 & LAND BREEZE 6.Pro
「このセットの写真を撮りにきたかったんですよね」(笑)
車は2年以上前に注文してあったんですが、
ご存知の通り納車未定で遅れに遅れ・・・ようやく今月初めに納車されました。
こちらはランドクルーザー生誕70周年を記念して
14年振りにフルモデルチェンジした車になりますね。
現在も受注停止中とのこと。。。
70周年モデルと50周年モデル
良いものは長く使われるという事でしょうか。歴史の重みを感じますね。
「大切に使おうと思います!」
「写真撮影もいいかげんにして、昼飯にでもしましょうか」
富士山、眺めながら昼食の支度。
食材は、来る道中の静岡サービスエリアで調達。
静岡おでんに、金富士ラーメン、静岡茶、富士北麓ハイボール。
地元の食材をメインにチョイス。
中でも、キャンプ用に売られてたパスタセット。
これが簡単で美味しかった!
携帯性に優れていて鍋一個で調理できるので、これは山ごはんでも使えるな。
お腹がふくれたあとは、キャンプサイトで少しマッタリと。。。
その後は歩いて場内を散策したり、周辺にドライブに行ったりと。
朝霧自然公園(朝霧アリーナ)
キャンプ場のすぐ隣にある開放感抜群の芝生の公園。ワンちゃんも楽しそうでした。
ふもとっぱらキャンプ場
毛無山の登山口を確認するついでに近くのキャンプ場を視察。
今回のキャンプで一番最初に取ろうとしたキャンプ場。
2週間前に予約サイト開いたら、すでに一杯・・・満員御礼。
直前に週末の予約取ろうとしても、まず不可能な人気のキャンプ場ですね。
富士山が麓から山頂まで綺麗に見渡せる。
この景色やばいね。。。
「ふもとっぱらで、ゆるキャン△したい」
道の駅 朝霧高原
ここでは地元の食材や富士宮やきそばが売っていました。
周辺をドライブしたあとはキャンプ場に戻ってきて、管理棟で薪を調達。
管理棟ではキャンプグッズや燃料類、食材、お酒なども取り揃えていました。
いつしか、日もどっぷり暮れ・・・テントサイトにも灯りをともす。
テント内は寝床の準備。
6人用なので広い広い。ベッドスペースにリビングスペースも完備。
「まさに豪邸気分!山用のテントとは大違いだね」
(あくまでテントだけどね・・・)
次回は室内も、もう少しお洒落にコーディネイトしようかな。
夕食は地元のお肉屋さんで調達した「あしたか牛」をステーキで
「これは最高に美味かった ♡」
焚き火しながら地元産のハイボールをちびちびやり、一人だけの贅沢な時間を味わう。。。
ソロキャンプは山以外では初めてだったけど、 「これ、いいね!」
この日は気温も低く、キャンプサイトではときおり雪が舞っていました。
晩秋のピーンとした空気の中で、焚き火がパチパチと音を立てて燃えるのを眺めながら
弱い酒に酔い、何も考えず ボーーーーーッとする時間・・・
何とも言えない幸せを感じながら。。。
「あ~ 明日の登山は、もうやめちゃおうかなぁ。」(爆)
TOYOTA LAND CRUISER 300 GR SPORT
【2日目】
テントサイトにも朝が訪れる。
昨日は9時に焚き火を切り上げ、夜10時には就寝。
広いテントの中はとにかく快適で、ぐっすりと眠ることが出来た。
今日は雲一つない快晴!
毛無山も軽くモルゲンロート(笑)
昨晩は焚き火にあたりながらの超リラックスムード。
「明日は登山行かずに、のんびりしようかな~」 なんて本気で考えていたが
この天気でスイッチが入った!
【AM8:10 毛無山登山口 到着】
キャンプ場のゲートが開く8時を待って、車で10分ほどの登山口に到着
すでに駐車場は満車状態。
(昨日の午後に確認に来たときはガラ空きだったのに・・・)
駐車スペースを探すのに20分ほど右往左往したが、
その間に運よく2台ほど車が出ていった。ホッと一安心。
駐車料金は500円。封筒に入れて設置されているポストに投函した。
【AM8:40 毛無山登山口 出発】
30分ほどロスしてしまったが無事、毛無山登山口から登山開始。
コースタイムは看板の表示で160分。看板下に登山届のポストがあった。
登山口からは暫く整備された林道を歩く。
ここにはまだ紅葉が残ってくれていた。
「雰囲気、良いね」
【AM8:50 地蔵峠との分岐】
ここから本格的な登りが始まる。
【AM9:05 はさみ石】
登山道は明瞭だが、岩場も多く結構な急登。。。
「北アルプス三大急登の合戦尾根ぐらいはあるかな?」
【AM9:15 不動の滝見晴らし台】
ここまで上がってくると紅葉も終りかけ。
それでも滝は見事で、なんか見どころの多い山ですね。
【AM10:00 毛無山五合目】
丁度、半分の五合目に到着。
登山道には一合目から順番に、このような表示をしてくれている。
励みにもなるんだけど、ここまでずっとがっつりの登り。
この日は気温も高く、すでに滝汗。。。
登山道には所々、補助ロープが設置されている。
「前言撤回、燕岳の合戦尾根よりキツイです。。。」
事前にリサーチはしてましたが、キャンプついでに思いつきで登る山ではありませんね。
「必ずきちんとした登山装備で登りましょう!」
私も登山計画を立てて装備を整えた上で、登山届を提出して登りました。
【AM11:00 富士山展望台】
急登の途中で視界が開けると、富士山の見事な絶景。
ここまでの道中、背後には常に綺麗な富士山の姿が見えていて、疲れた背中を押してくれる。
【AM11:20 地蔵峠との分岐】
ここでやっと急登が終わり、稜線に出る。
ここまで来れば山頂はもうすぐ。
【AM11:30 毛無山山頂 到着】
登山口から2時間50分。無事、毛無山山頂に到着。
「結構しんどかったけど、ほぼコースタイムどおりかな」
毛無山は山梨県と静岡県にまたがる標高1964mの山。
日本二百名山、山梨百名山及び静岡百名山に選定されている。
同名の毛無山が日本に多くあり、この山がその最高峰である。
山頂周辺は富士山の展望台となっている。(引用文)
「山頂からの景色がホント、最高!!」
「雪を纏った富士山が美しい!」
ここは本当に素晴らしい展望台ですね。
眼下にはテントで一杯のキャンプ場も見渡せる。
良く見ると、パラグライダーが飛んでいる。
駿河湾と伊豆半島も一望。
「気持ちよさそうだな~」
せっかくなので、山頂三角点から少し先の毛無山最高点まで
富士山を見ながら、絶景の稜線歩き。
【PM12:10 毛無山最高点】
毛無山三角点からは、わずか10分たらず。
ここには小さい標識がある程度、それでも一応は最高地点1964m到達。
ここから先に進むと、大見岳・雨ヶ岳・端足峠を越えて竜ヶ岳へと続く縦走路になる。
このまま縦走を続けたい気分だが、そうもいかず。
今日はキャンプ場に戻って、テントを撤収しなければならない。
チェックアウト時刻は午後4時。
予定では2時半に登山口まで下山しないといけない。
【PM12:50 下山開始】
山頂でおにぎり2つだけ食べて、下山を開始する。
富士山の反対側には、南アルプスの山並みが見えた。
南アルプスも3000m級の山の山頂付近は雪を被っているようだ。
急な下りなので気を付けておりる。落ち葉が積もっていて足元は滑りやすい
ほぼ登山口の林道まで下りてきた。
「まだ2時過ぎだが、秋の山は暗くなるのも早いですね」
【PM14:30 毛無山登山口 到着】
下山時間は1時間40分。
最後は少し速足になったけど、予定通り駐車場に到着した。
登山口のところには
駐車場が満車の時は、この先の神社の駐車スペースに停めて下さい。
と書いてあった。(先に言ってくれたら焦らなかったのにね・笑)
往復約6時間の登山。思ってたより登りが急できつかった。。。
この後は速攻でキャンプ場まで戻り、なんとか4時前に撤収完了。
「山でテント張るようになって、撤収早くなったな」(笑)
最後に人の少なくなった広場サイトで愛車「ランクル300」の記念撮影。
この日は最後まで素晴らしい天気。
夕日に照らされる富士山を見ながら帰路につきました。
新車でのドライブ、のんびりソロキャンプ、毛無山登頂。
素晴らしい天気の中で全部が叶った、キャンプ&登山でした。
おしまい。
【編集後記】
今回はとにかく盛りだくさんの旅で、わずか1泊2日の時間の中で様々なシーンを楽しむ事が出来た。
まず、新車でのドライブ。2年待ってやっと来た車だったけど、新東名を含む高速道路の運転は気持ちよかったし、キャンプ場まわりでは徐行ながら未舗装路も走れた。
次にキャンプ場。富士山の麓で景色も良く、設備の整ったキャンプ場で思う存分ソロキャンプを味わった。食事・焚き火・のんびりとした時間、久しぶりのオートキャンプも快適で、すべてが最高だった。
そして最後の毛無山登山。思ってたより急登でハードな登山だったけど、天気に恵まれて山頂からの景色を堪能できたし、秋の山は静かで登っていてとても癒された。
毛無山 山頂から富士山を望む
そして今回の旅では、何よりも富士山の景色が素晴らしかった。特に今年は北岳登山と毛無山登山でじっくりと富士山を眺めることが出来た。「富士山は登るより眺める山だ」という声もあるが、ここまで間近に富士山を見ていると登りたい気持ちにもなってくる。来年は富士登山を計画してみよう、そう思える今回の旅だった。